Book & Bed Tokyo (池袋)

ネットで噂になっており,一度行ってみたかった Book & Bed Tokyo

bookandbedtokyo.com

に行ってきました.ここ一年ぐらい,経済性と時間短縮のために,カプセルホテルをたまに使っているのですが,なかなか,外国人が多くて,コワイ感じがしていたのですが,ここはなんとなく品がよさそうだったのでちょっと高めでしたが試してみました.

20:00頃に池袋駅西口から,程近い場所からチェックインしました.エレベータを上がって7階で開いたら,受付だけがポツンとあって,ちーんとベルを鳴らしたら,ドアが開いて店員さんが声をかけてくれます.f:id:naka185:20151205081704j:plain

基本的に料金は,クレジットカードのみとなっていて,宿泊代はインターネット上で決済しているので,例えば,コーヒーを飲みたい(150円)とか,耳栓が欲しい(200円?)とか,シャワーセット(500円)が欲しい場合でも,クレジット払いとなります.受付の正面に自販機があるので,簡単な水分はそこで,現金で買えます.

受付が終わると,部屋にはいるための,暗証番号を受け取ってから入室.思ったより臭くもなく,木の臭いがするぐらいで,清潔感があふれていたのはいい感じでした.私は,「STANDARD」タイプだったので,本棚の中の個室となったのですが,普通のシングルベットと横に荷物やスーツをかけられるぐらいのスペースがありました.2層構造なのですが,どうやら男性は上で女性は下が基本のようでした,一番下の空きスペースは大物のスーツケースなどを入れるとこみたいになっており,効率のよいスペースの使い方がされていました.f:id:naka185:20151204222016j:plain f:id:naka185:20151205081501j:plain

それ以外のソファースペースは,すごく広く,ゴロゴロしてても,周りに邪魔にならないぐらいの素晴らしい環境でした.ソファのクッションも多くて,いろいろと好きに使えるのはいくらでものんびり出来て,ある意味人を駄目にする系の家具でした.f:id:naka185:20151205074734j:plain

窓も広くて,ゴロゴロしながら,外を見てると楽しくて時間を忘れました.f:id:naka185:20151205074744j:plain

で,実際に眠れたか?というと,午前1:00過ぎぐらいまで,ちょっと明かりがあったり,基本的に,皆さん本を読んでいるので,しゃべるわけでもないので静かなのですが,たまに,「カラーン」を何を蹴飛ばす音だとか,ちょっとした音で眠れない人は厳しいかもしれません.勿論,イビキもそれなりに聞こえてきます.でも,この辺りは慣れなのかもしれません.

店員さんの対応が神な感じで,優しくて,フレンドリーなのはすごく好印象でした.カプセルよりは高いけど,ホテルよりは安価ですので,次回からはもうちょっと,いろいろとこの本屋にあった,宿泊セットを持ち込むとベストな気がします.

本の量は,それ程,多いわけではないので,僕の場合は電子ブックを沢山持っていっていたので,それを見てましたが,そこの本は少しぐらいしか読みませんでした.この手のお店が増えて,例えば,秋葉原だとPC系の書籍,大手町だとビジネス系の書籍.原宿・渋谷だとファッション系とか,機械振興会館だと学会誌論文誌とか(それはないか?)・・・特徴が出てくるとさらに選択肢も増えて良いかもしれません.

国際ロボット展2015

12月3日の午後,12月4日の半分ぐらいを使って,ビックサイトで実施された国際ロボット展に行ってきました.

「見たら凹んむんだろうなぁ〜」と思いながらでしたが,悔しさを噛みしめるためにも行ってきました.
例年通り,産業用ロボットとサービスロボットに分かれての展示だったのですが,2年前に比べたら,スペースが1.5倍以上になっており,見て回るのも一苦労でした.f:id:naka185:20151203135320j:plain

特に,産業用ロボットのゾーンは,大きめのメーカーが「ドーーーン」と場所を占領して,ロボットのオンパレード(というか,デモンストレーション用のスペースがでかすぎる)でした.私の中で,目立った存在だったのが不二越のNachiでした.不二越のブースだけでなく,いくつかのブースでもNachiを使ったデモがされており,目を見張る物が多かったです.
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サービスロボットは,やっぱり産業用に比べたら小物となるためか,場所的には,例年通りな気がしました.ただ,今年は,4年前に一緒に展示した,マスコロマルコ君が,アメリカのシリコンバレーに渡り,起業をして,Fellow Robotという会社名で,日本ユニシスにて共同出展を行っていました.techon.nikkeibp.co.jp

その他,出展したかったRT交流ゾーンも隈なく回りました.超有名大学から地方大学までそろっていますが,どの展示もアイデアと工夫が仕組みれており,感心することしきりでした,でも,きっとこれだったら・・・と思うところもあったりでした.

詳細は,ロボット関係の学内勉強会でお話をするので,その時にまた,まとめていきます.

大学院進学と学会発表の薦め.

最近の本学の学部生を見ていると,「早く社会に出て働きたい」という人が沢山います.そして,大体はベンチャー企業と言われる若手中心の企業との面談・面接・ハッカソン?とかに参加して,どんどん,それらの会社に引き込まれる仕組みが作られています.決して,悪いこととは思いませんが・・

果たして,それで,学部卒の学生は,それらの会社に入社して幸せなのだろうか? 本当に優秀な学生(それこそ,数学も自力で出来る,英語も外人相手に臆せず話せる.専門知識を有効に行かせている.)であれば,もしかして幸せになれるかもしれません.

しかし殆どそれは,数えるに足らない数の人達なのですが,大半の学部生は大学院進学(修士課程)については拒むケースが多数です.

もともと,「研究に興味がない.」「大学院に進学すると費用がかかる.」という人ほど,私は大学院に進学するべきだと思っています.本当に突き詰めて考えれば極々当然の結果が出てくるのですが,研究は,それを始めないと「興味のあるなし」なんていう議論が出来るわけではありません.とことん突き詰めてやってみて,「自分に向いてない」のであれば,納得しますが,まだ,やったことないのに,「研究に興味が持てない.」というのは,ただの食わず嫌いと同じレベルだと思います.しかも,一年の中で,研究という内容に触れられるのは,最後の1,2ヶ月程度であり,それまでは,研究ではなく,勉強だったり,模倣だったり,単純なワンパターンなアイデアの実現でしかないのです,

「学費がかかるじゃん」という話もあります.これはかかります.ただ,日本育英会からの奨学金に対しては,「全額返金免除」.「半額返金免除」という制度もあり,そのまま,費用がかかるとは限りません.(勿論,成果を出して,指導教員からの推薦が必要ではありますが.昨年修了した院生は,これらの特典が享受されました.

次に,学部生の間に学会発表と言っても,それは恐らく,最も良くて全国大会レベルであり,本当の技術者や研究者との議論は,研究会・ワークショップ・シンポジウムと呼ばれる公式な場での発表でしか実現できません.ましてや,海外発表なんて,論文提出から発表までの期間はとても時間を要するので,完全に無理な話である.(勿論,例外もあるが,アイデア・設計・実装・検証を含めて実施してのものは難しいと思います.)

学部生卒で企業に入ってしまえば,悪く言えば一つの「駒」として扱われる事になると思います.日本を含め,色んな国でも,平等社会とかいいながらも,院卒が企業や社会の趨勢を引っ張っていっているのが今日の社会です.学部卒はよほどのことがない限り,企業にとって,キーパーソンにはなれません.どうしてそうなるのかといえば,やっぱり,学会や展示会等での専門家との議論や自分の研究や技術を如何に理解してもらうかのトレーニングを大学院の中では,研究室レベルでやっていけるわけだと思います.うちの研究室でも,学会は2回以上,展示会は2回以上,インターンシップ2回を院生のうちに経験します.

学会では,発表時や予稿をチェックしていくと,強力なライバルが必ず表れます.私も大学院1年生の時からの沢山のライバルが色んな大学や企業にいます.時には,新しいアイデアを魅せつけられ,負けを感じる時もあれば,自分が新しいアイデアや技術の披露をして,情報共有できます.それは本当に学会での切磋琢磨でしか実現出来ません.そこでの人との人生の中での本当の意味での仲間であり,ライバルだったりするわけです.

大学院進学には大きな意味があります.今少しでも大学院進学か企業への就職を迷っているのであれば,担当教員と相談をするべきです.

国際ロボット展2015

本日より,国際ロボット展が東京のビックサイトで土曜日迄開催されます.今年は展示側ではないのですが,明日より東京に行って,最新のロボットテクノロジーに触れてきます.これまで4年間は,ロボット展関係に展示側として参加していたので正直見て回る事が全く無かったので,ある意味勉強してくるいい機会と感じています.

目的としている企業や会いたいロボット技術者とは既に連絡を取り合っていますので,明日は,とても楽しみにしています.

専門ゼミ集合教育

今日の5時限目に, 3年生向けの専門ゼミ(必須科目)の集合教育があり,私の方は12月19日のアイデアソン(IPA未踏,CVCK)の告知を少しだけさせて頂きました.これで参加者が増えればいいな.と思います.http://www.kitnet.org/ideathon2015.html

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それとは,別に学部4年生4名(女子2名,男子2名)の就活体験談が行われました.この内容が全員とても個性的なメンバーで,就活も一つのドラマだと思わせるぐらいでした.(大喜利ではないですよ・・・でも,面白さはそれぐらいありました.)

先週行われたKITステークホルダー交流会に比べても,決して劣らない素晴らしいプレゼンばかりで,改めてKIT学生のプレゼンスキル(人間力の高さ)を実感することが出来ました.(某石川県庁の大学関係担当者にも聞かせてあげたいぐらい・・・)

定例:Python女子勉強会

2週間に一度程度の緩い勉強会ですが,本日もPython女子勉強会を実施しました.今日は,いつもの学生に加えて,トライアルということで,バイオ系の学生も加わっての実施でした.

内容的には,レベルが二つあるのでわけて実施しました.f:id:naka185:20151202151002p:plain

一つは最終的に機械学習の実装ができるように,最小二乗法を用いた線形回帰モデルを具体的な数値と数式から連立方程式を使ってパラメータを求める方法と,正規方程式まで求めて,プログラムにしていくというものでした.若干数式が入り込むために複雑ではあったが,雰囲気は十分に伝わったと思います.

もう一つは,まずはPythonということで,紹介をした後に,

Python Intro by bennuttall

を実施しました.最後まで到達はしなかったのですが,Pythonの基本文法を知ってもらう良い機会だと思いました.「特にプログラミングの経験はない.」という話でしたが,よくよく聞くとR言語とか使ったことがあるみたいでしたので,ちょっと安心しました.

中学校スキー部

息子は,校区外通学の制度を使って,近隣の中学校ではなく,ちょっと山奥の中学校に通っています.そして,一番の彼(というか私も?)の楽しみは,12月から3月頭まで,中学校にスキー部があるということ.

今日は,スキー部の保護者説明会があったので夜参加してみたのですが,スケジュールがまさに県中スキー大会,市中スキー大会に向けた,学内での強化練習(土日,冬休み)は勿論の事,2度のスキー合宿(宿泊付き),1度のコース視察会(一日がかり).2泊3日で大会に望んだり・・・この中学校はスキーの為にあるみたいな感じすらあります.

そして,中学校のグランドでクロスカントリーの練習が出来るようにと,スノーモービルが置いてあるとのこと,

そりゃぁ保護者も気合が入るねw